› かるブロ › 2013年08月28日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2013年08月28日

宇宙戦艦ヤマト2199 第7章を見てきました。(福岡)


↑会場で配布している森雪ポストカード


主に40代前後の方々にとって、「宇宙戦艦ヤマト」というのは、特別な響きがあると思います。
今、改めて見てみると、いろんなアラが見えてしまいますが、SFアニメ黎明期の1970年台は、戦艦が宇宙を往き、はるか遠い星の彼方へ目的をもって旅をするという設定は、とてもワクワクするものでした。ワタシが接したのは再放送と、その後の「さらば宇宙戦艦ヤマト」以降でしたが、その重厚な仕上がりは、今でも通用する音楽を含めて、自分の中でも大切な記憶として留められています。

その、初代「宇宙戦艦ヤマト」(イスカンダル編)が、リメイクされると知ったのは一昨年。
ただ、度重なる「ヤマト」の乱造(?)に、少々飽き飽きしていたのも事実です。
「復活篇」「キムタク実写版」を見て、ああ、俺の抱いていたヤマトはもうどこにもない、と諦めていたときのことです。
2199のwebサイトを見ても、当時からすると現代風に変更された登場キャラクター群に、
「2199よ、お前もか……」
と思っておったものです。

ところが、昨年!
第1章のPVを見ると、まず脳裏に突き刺さったのはあの重厚なBGM。
そして当然のごとく現在のCGを駆使し、地球艦隊もヤマトも、より肉厚に再現されていました。
登場キャラクターも全く違和感ナシ。
すでに第2章まで出ていたので、あわせてamazonで購入。
初代のヤマトを忠実に、しかし現代風に、そしてよりリアルに再現した2199は、あっさりワタシを物語に引き込んでしまいました、とさ。

その後も、劇場公開(&有料チャンネル公開)→BD/DVD発売→TV放送、という流れのなかで、さすがに「2199」だけを見るために福岡へ出かけるわけにもいかないので、BD発売まで待って見ていたのですが、TV放送がBD/DVD発売に追いついてしまい、予定では9月18日の段階でBDを追い抜いてしまうことに決定(笑)。しかも、クォリティに問題があったのか、BD/DVD発売が延期になり、10月まで見られないことが確定してしまったため、どうしても早く見たいワタシは、福岡へ行くことに決めました。



以下、一部ネタバレがありますので、TV版やBD/DVD版を期待して待っている方は読み飛ばしてください。

■沖田艦長の有名な言葉が涙を誘います。
・「諸君の目の前にはイスカンダルがある」
・「ありがとう。以上だ」
・「佐渡先生、わしを一人にしてくれないか」
・「地球か…何もかも、みな懐かしい」
不覚にも30年以上前の記憶が蘇ってくるのであります。

■デスラー総統の扱いが……
デスラーって、ヤマトシリーズが進むにあたり、なぜか「いいヤツ」「英雄」になっているんですよね。
しかし、よくよく考えると初代では、人類を絶滅寸前までに追い込んだ、とてもひどい悪役なはずでした。
「さらば」「2」「新たなる」「3」「完結編」で、敵役から協力者になり、同盟になり、やがてはいざというときの助っ人になる、という具合に、英雄視されていくのですが、明らかに初代では「悪役」だったんですよ。
だから、シリーズを通したデスラーファンには、この「2199」の設定は少々重たいものがあるのですが、初代での彼の存在を考えれば、この展開が最適だったんでしょうね。
まぁ、続編があった場合、たぶん出てきそうですよ(笑

■古代守はやはり。
いや、初代を見なおしてみて、やはり唐突なのが古代守の扱いでした。
本当の設定ではキャプテンハーロックだったのに、それがボツになったので、イスカンダルで再会という話になったのですが、あまりにも唐突だったので、すっかり忘れていた設定が……
「結局、他の『ゆきかぜ』乗員はどうなったの?」
でした。今回、このような設定になったのは残念ですが、とりあえず納得。

■今やネタと化したゲール君
や、や。ゲールが現れると会場が苦笑いに包まれるという、もはやお約束キャラになっちゃいました。
第1~2章あたりまでは、「すっげーヤなやつ」という設定だったのに、これだと、もし続編があったらやはり「お約束」で登場しそうです。ツイッターあたりでも、#全ゲ協 なるタグが流行しておるようです(笑

■ヒスとヒルデに接点があった。
初代では、あっさりとデスラーに銃殺されてしまったヒスですが、今回は、信じていた総統に裏切られて怒りまくり、そしてその総統にバレラスごと潰されてみたりと、なかなかに活躍がありました。その中で、動けなくなっているヒルデちゃんを助けてあげたり、スターシャと(通信で)会話したりと、思った以上にいい役があてがわれておりました。

■原田とスターシャのおなかが気になる。
いずれも、まるで「わたし妊娠してますから」のような、お腹に軽く手を当てるというシーンがありましたが、えらく気になりますね。まず原田と加藤は、いつそんな行為をしたのか、あとスターシャの場合、瀕死の守さんとどうやって? みたいな疑問もありますけど。ま、卓越した科学で、いろんなことが(以下略


とりあえず覚えているままに書き連ねてみましたが、とりあえず2199完結、よかったです。今回は、スタッフが「ヤマト」を愛しているスタッフだったので、近年まれに見る出来のアニメだったのですが、できればこれは、劇場で見たいものです。宮崎でも上映して欲しかったなぁと思います。

とりあえず公式サイトはこちら。  

Posted by かるみっこ at 20:49Comments(0)日記