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2015年02月01日

ゴハチとロクゴ

ゴハチとロクゴ

今となっては珍しい(というかキハ58は絶滅寸前、キハ65は形式消滅済)急行型ディーゼルカーですが、今から20年くらい前までは全国どこでもこの車両が走っていて、「またコレか」などと言っておりました。

今でいうキハ40系の存在に近いものがあります。

そしてそのキハ40系も、恐らく10数年で急速に消えて行くのではないかな、と思うと、今のうちに乗っておかなきゃと思う反面、ま、いつでもいいかなと思うワタシがいます。どちらかというと、消えて行くものに、あまり関心を抱かず、消えてしまって、しばらく後に残念がるという性格です。

キハ58もキハ65も、急行「えびの」として宮崎まで顔を出しており、遠く博多駅まで走っていました。今でこそ、福岡へ行くには高速バスか、あるいは飛行機の二択しかありませんが、20年くらい前は急行列車というのが選択肢としてあったわけです。
なお、同じ「宮崎~博多」でいえば、今でも「にちりんシーガイア」が1日1.5往復という変則的な走り方をしていますが、こちらは、宮崎~延岡~大分~小倉~博多という、いわゆる都市間連絡の意味合いを持っているために何とか生きながらえております。対して、急行「えびの」は、宮崎~都城~吉松~人吉~熊本~博多を走り、この運転区間は九州自動車道(高速道路)のそれに近いものの、明治以来あまり改良がなされていない矢岳越え(吉松~人吉)を含むため高速バスに比べてものすごく時間をかけてしまい、結果として利用客も少なく、廃止されてしまいました。




Posted by かるみっこ at 23:30│Comments(0)
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