
2015年04月03日
LINEクリエイターズスタンプ、個人的なまとめ(1)
2014年4月に、LINEクリエイターズスタンプの登録が始まって、1年が経過しようとしています。
その間、様々な伝説ができ、
「クルマが買える」「海外旅行が行ける」
という位に儲かったという話もあれば、
「全然売れない」
との話まで、多岐に渡ります。
ワタシも、ここで時折(というか最近は頻繁に)宣伝していて、販売数についてはいろいろと考えるところはあるのですが、ここ1年の流れを見て、思ったことを書いていきたいと思います。
なお、長くなるので、数回に分ける予定です。
例によって、LINEスタンプに関心のない方はスルー推奨です。

●最初期(2014.5~2014.7?) "出せば売れる"
Webサービスは、スタートアップ時が非常に重要だと言われていますが、LINEクリエイターズスタンプに関してはまさしくその通りでした。
当然のことながら、スタートアップ時には情報が不足していて、何をやるにも試行錯誤で、提供会社が出す情報を参考にするしかないために、「どのようなスタンプがOKで、どのような内容がリジェクト対象か」なども、すべて手探りの状態です。
そんななかで果敢にアタックできるのは、やはりそれ相応のスキルを持ちあわせている方々でしょうね。
もちろん、そういった方や、あるいはたまたまタイミングが合ったラッキーな方もいたとは思いますが、「クリエイターズスタンプ」が始まることで、既存のスタンプでは飽き足りないユーザーが押し寄せて購入し、「ランキング30位までの売上平均が260万、10位までの平均が460万」(@1ヶ月)なる異常な事態が発生したことになります。
この段階では、スタンプ数もまだ1200セット程度だったために、選びやすかったのもあるでしょうね。
●拡大期(2014.8~2014.9) "格差が出始める"
さて、ワタシも初めてリリースしたこの時期になると、ぼちぼち格差が出始めます。
最初期のクリエイターズスタンプの一部で、「誰でも描けそう」なイラストのスタンプが多数あったために、「その程度でも」と判断して参入した人々も多数あったようです。
しかしながらこの時期、スタンプ登録がすでに10000セットを越えていて、「売れる」「売れない」が出始めていました。
「売れる」スタンプは、何かしら特徴を持ったものです。ただ単純に「かわいい」「かっこいい」「おもしろい」程度では、プロも活躍しているクリエイターズスタンプの中では勝ち残りづらく、もう少しひねった特徴を出したスタンプが売れています。
また、方言スタンプが出始めたのも、このあたりです。
方言は、当然、対象地域でしか売れない(買う人がいない)という欠点がありますが、その地方の人口を考えると、堅実なスタンプであるのは間違いありません(ただし数が乱立すると、その中で強弱がつきますが)。
●成熟期(2014.10~) ”乱立状態"
先述の拡大期の延長になりますが、さらにクリエイターズスタンプの数は増加し、2015年3月の段階で70000セットを越えています。こうなってくると、もはや通常の方法では無名クリエイターが売るのは不可能になってきます。
しかも、追い打ちをかけるように、2月登録分から分配金額の変更なども発生するなど、クリエイターに対しては辛い変更となりました。
果たして、これから衰退に入るのか、それとも何か奇策でもあるのか。
それを後々書いていきたいと思います。
その間、様々な伝説ができ、
「クルマが買える」「海外旅行が行ける」
という位に儲かったという話もあれば、
「全然売れない」
との話まで、多岐に渡ります。
ワタシも、ここで時折(というか最近は頻繁に)宣伝していて、販売数についてはいろいろと考えるところはあるのですが、ここ1年の流れを見て、思ったことを書いていきたいと思います。
なお、長くなるので、数回に分ける予定です。
例によって、LINEスタンプに関心のない方はスルー推奨です。

●最初期(2014.5~2014.7?) "出せば売れる"
Webサービスは、スタートアップ時が非常に重要だと言われていますが、LINEクリエイターズスタンプに関してはまさしくその通りでした。
当然のことながら、スタートアップ時には情報が不足していて、何をやるにも試行錯誤で、提供会社が出す情報を参考にするしかないために、「どのようなスタンプがOKで、どのような内容がリジェクト対象か」なども、すべて手探りの状態です。
そんななかで果敢にアタックできるのは、やはりそれ相応のスキルを持ちあわせている方々でしょうね。
もちろん、そういった方や、あるいはたまたまタイミングが合ったラッキーな方もいたとは思いますが、「クリエイターズスタンプ」が始まることで、既存のスタンプでは飽き足りないユーザーが押し寄せて購入し、「ランキング30位までの売上平均が260万、10位までの平均が460万」(@1ヶ月)なる異常な事態が発生したことになります。
この段階では、スタンプ数もまだ1200セット程度だったために、選びやすかったのもあるでしょうね。
●拡大期(2014.8~2014.9) "格差が出始める"
さて、ワタシも初めてリリースしたこの時期になると、ぼちぼち格差が出始めます。
最初期のクリエイターズスタンプの一部で、「誰でも描けそう」なイラストのスタンプが多数あったために、「その程度でも」と判断して参入した人々も多数あったようです。
しかしながらこの時期、スタンプ登録がすでに10000セットを越えていて、「売れる」「売れない」が出始めていました。
「売れる」スタンプは、何かしら特徴を持ったものです。ただ単純に「かわいい」「かっこいい」「おもしろい」程度では、プロも活躍しているクリエイターズスタンプの中では勝ち残りづらく、もう少しひねった特徴を出したスタンプが売れています。
また、方言スタンプが出始めたのも、このあたりです。
方言は、当然、対象地域でしか売れない(買う人がいない)という欠点がありますが、その地方の人口を考えると、堅実なスタンプであるのは間違いありません(ただし数が乱立すると、その中で強弱がつきますが)。
●成熟期(2014.10~) ”乱立状態"
先述の拡大期の延長になりますが、さらにクリエイターズスタンプの数は増加し、2015年3月の段階で70000セットを越えています。こうなってくると、もはや通常の方法では無名クリエイターが売るのは不可能になってきます。
しかも、追い打ちをかけるように、2月登録分から分配金額の変更なども発生するなど、クリエイターに対しては辛い変更となりました。
果たして、これから衰退に入るのか、それとも何か奇策でもあるのか。
それを後々書いていきたいと思います。