2015年01月25日
硬券切符
前回は福岡の話だったので、今回は宮崎に関するものを。
実は手許に、宮崎の駅の硬券切符が2駅4枚あります。

高千穂駅は入場券と最短区間切符(天岩戸まで)。国鉄時代のものですね。入場券は券面が劣化していてシミが多数入っています。
あの小さな駅に、果たして入場券が必要だったかどうかは不明ですが、国鉄時代は駅員がいる駅では入場券を常備しておりました(ただし、一部駅では初乗運賃切符を入場券と代用している例も見たことがあります)。
ただし、これは実際に訪問して購入したわけではなく、当時流行ってた、郵送による購入です。いわく券面金額を現金書留か、あるいは金額相当の切手で送り、販売してもらう方法です。
現地に赴かないと切符は買えないと思っていたワタシにとって、この注文方法を知ったのは一種のカルチャーショックでした。今でいえば、amazonで何でも購入できる便利さを知ったのに匹敵するかもしれません(少し大げさですが)。
さて不思議なのは、この時期にそのような購入方法を採っていながら、なぜ、妻線の「妻駅」などの切符を買っていなかったのか、という事です。
むしろ駅名としては、妻駅の方が有名であって人気もあり、しかも昭和59年に廃止になるという話題性もあったのに、ワタシは買っていないのです。
この頃、やたらと硬券切符を買いに回っており、高千穂駅のわずか数日前の日付による「吉塚駅」のそれらもあることを考えると、さらに謎が深まります。自分の事なのに。
唯一考えられるのは、妻駅はかなり以前から、縁起駅名ということで有名になっており、メジャーどころがあまり好きではないワタシの性格から、あえてそこを避けていたのではないか……という事くらいですかね。
この性格はつい最近まで続き、かたくなにiPhoneを避けていたことからも分かりますが(笑)
そしてつぎ、
清武駅は、JR九州化後のものです。切符の紋様も、「こくてつ JNR」から「JR K」に変化していて、「国鉄線」から「九州会社線」、そして左上には四角で囲った「九」マークもあります。
これは、福岡に住んでいた頃、九州一周旅行を思い立ち、夜行「日南」で日豊本線周りで宮崎駅に行くつもりが寝坊したために日向沓掛に降り立ったあと、一度清武駅に降り、そこで切符と入場券を買ったものです。小さな時刻表をもらったのを覚えています。
なぜ日向沓掛で降りて、清武でさらに降りたのかは、まぁいろいろと事情はあるのですが、まさか、その20数年後にそこに住んでいるのは、本当に奇妙なめぐり合わせです。
切符を買っていると、そんな記憶もしっかりと覚えているもんですね。
実は手許に、宮崎の駅の硬券切符が2駅4枚あります。

高千穂駅は入場券と最短区間切符(天岩戸まで)。国鉄時代のものですね。入場券は券面が劣化していてシミが多数入っています。
あの小さな駅に、果たして入場券が必要だったかどうかは不明ですが、国鉄時代は駅員がいる駅では入場券を常備しておりました(ただし、一部駅では初乗運賃切符を入場券と代用している例も見たことがあります)。
ただし、これは実際に訪問して購入したわけではなく、当時流行ってた、郵送による購入です。いわく券面金額を現金書留か、あるいは金額相当の切手で送り、販売してもらう方法です。
現地に赴かないと切符は買えないと思っていたワタシにとって、この注文方法を知ったのは一種のカルチャーショックでした。今でいえば、amazonで何でも購入できる便利さを知ったのに匹敵するかもしれません(少し大げさですが)。
さて不思議なのは、この時期にそのような購入方法を採っていながら、なぜ、妻線の「妻駅」などの切符を買っていなかったのか、という事です。
むしろ駅名としては、妻駅の方が有名であって人気もあり、しかも昭和59年に廃止になるという話題性もあったのに、ワタシは買っていないのです。
この頃、やたらと硬券切符を買いに回っており、高千穂駅のわずか数日前の日付による「吉塚駅」のそれらもあることを考えると、さらに謎が深まります。自分の事なのに。
唯一考えられるのは、妻駅はかなり以前から、縁起駅名ということで有名になっており、メジャーどころがあまり好きではないワタシの性格から、あえてそこを避けていたのではないか……という事くらいですかね。
この性格はつい最近まで続き、かたくなにiPhoneを避けていたことからも分かりますが(笑)
そしてつぎ、
清武駅は、JR九州化後のものです。切符の紋様も、「こくてつ JNR」から「JR K」に変化していて、「国鉄線」から「九州会社線」、そして左上には四角で囲った「九」マークもあります。
これは、福岡に住んでいた頃、九州一周旅行を思い立ち、夜行「日南」で日豊本線周りで宮崎駅に行くつもりが寝坊したために日向沓掛に降り立ったあと、一度清武駅に降り、そこで切符と入場券を買ったものです。小さな時刻表をもらったのを覚えています。
なぜ日向沓掛で降りて、清武でさらに降りたのかは、まぁいろいろと事情はあるのですが、まさか、その20数年後にそこに住んでいるのは、本当に奇妙なめぐり合わせです。
切符を買っていると、そんな記憶もしっかりと覚えているもんですね。
Posted by かるみっこ at 10:11│Comments(0)
│鉄道