› かるブロ › 2014年01月11日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2014年01月11日

旧高千穂鉄道・西延岡駅

猿渡氏の西延岡駅紹介ページには、

"対岸には長大な築堤と高架橋の工事が行なわれています。延岡北方道路という有料道路で、将来的には九州横断自動車道路となり延岡と熊本を結ぶ高速道路になる予定。"

このときに作られていた道路はすでに完成し、県道241号線として開通しています。北方延岡道路へ接続する道路として重用され、開通後、高千穂鉄道と並行していた国道218号線は、かつての賑わいが嘘のように沈静化し、開通前の渋滞ももはや過去帳入りしてしまったようです。
故に、高千穂鉄道(=旧国鉄高千穂線)の開通時の賑わい、そして国道が整備されていくに連れてモータリゼーションが起き、鉄道が廃れていく時代の流れを思い出し、それ(国道)が高千穂鉄道のライバルであったがために、複雑な心境となります。

そんな国道から少し入った場所にあるのが、西延岡駅。
駅前から見ると、今でも営業しているように見えます。

いや、駅前ではなく、
ホームを降り立ったところから眺めても、やはり、列車がやってきそうな錯覚に陥ります。列車が止まってすでに8年。一部では線路や施設が撤去され、道路化されていたり、あるいは道路化の工事がなされているのですが、さすがに国道から離れた、田園地帯に囲まれている駅跡は使い勝手が悪いのでしょうか? ただ、駅前にはアパートなどの集合住宅もあり、いつ市街地に飲み込まれても不思議ではありません。

しかし、駅前には
立派な石造りの蔵が建っており、まるで駅を守るかのように存在しています。
かつて、鉄道駅と、倉庫(農業倉庫など)は、ワンセットで展開されていました。
古い時代を再現したジオラマなどでも、駅、農業倉庫、郵便局、駅前旅館、バス車庫が必須アイテムとなっているほどです。
貨物の主役が鉄道からクルマとなり、また、宅配便などの普及により広い倉庫が必要になるなどして、こういった設備は駅前から国道沿い、あるいはバイパス沿いに移動、駅前のそれは取り壊される事が多いのですが、さすがにこの「石造り」は、そうそう簡単に撤去するわけにもいかないでしょうね、と脳天気に考えています。いや、実際、残って欲しいものの一つです。

猿渡氏が訪れたときは、「引込み線の跡が見えます」とありますが、現在現地は周囲が駐車場となっているため、これを確認することができませんでした。
駅名票は近くにある本東寺との由。
なお、駅裏に見える建物は、延岡わかあゆ支援学校の一部ですが、ここも別の支援学校と合併して移転し、今は閉校しています。  

Posted by かるみっこ at 10:41Comments(0)鉄道

2014年01月11日

曽木駅・追記

先日、旧高千穂鉄道・曽木駅の記事を書きましたが、一つ忘れていることがありました。
現地を訪れたあと、周囲の確認をするために、何気なくGoogle Mapの航空写真を見ていたのですが、

まず全景からです。
赤丸を付けてみましたが、よく見えないのでもう少し拡大してみると、
田んぼの中に「絆」らしき文字が見えますね。
この航空写真が撮影されたのが2011年以降じゃないかとは思うのですが、ネットで検索かけてもよく分からなかったので、謎です。

ちなみに、

Yahoo!地図の航空写真には見えません。時期が違うのでしょうか。

航空写真で見えるほど巨大な文字……すごいですね。  

Posted by かるみっこ at 09:33Comments(2)鉄道