
2013年01月06日
線の有無

今年から更新するお約束でしたが、年末年始に休みなしで本業に就いていたら風邪が悪化してしまいました。
仕方ないので本日は休業。ブログはお約束もあるのでフトンの中より更新。とっても人に見せられない格好で書いております(イラストは事前に描いてたのを大幅にサイズダウンして一部のみ公開)。
さて上のバナー部分にあるキハ23です。
Flashで描画するときは、ペンもしくは直線ツールを使って線を引き、その後着色していきます。
着色が完成したあと、線はどうする? という悩みに遭遇するわけです。
「線」は、あくまでも、マンガを始めとした、使える色数が極端に少ないものにおいて、エッジを目立たせることで、イラストの中の存在を強調させるものであって、自然界にはもともと存在しないものです(よね?)。
だから、取り除くとどうみえるかもずいぶんと変わってきます。
まずは、今までどおりの線つきイラスト。

普通です。
これを、線の色情報を削除することで、

こんな感じになります。
これを見て、ひとつ学んだのは。
今まで「影」をつけることには熱心だったワタシですが、影の反対側、光っている部分を軽視していたんだなぁということでして。
ライト直下にある通風口パネルなどが、のっぺりとしています。
んで、線があるのとないのとでは、どっちがいいかと言われると。
たしかに新製そのもの、落成してまだ一度も使ったことがない車両だったらそれでもいいんですが、ディーゼルカーは少しでも動くと煤がつくものでして、それであれば線があった方がそれっぽく見えるかな、などと適当にこじつけてみます。