
2013年01月21日
水路の踏切
以前、といってももう1年くらい(以上?)前の話であるが、某氏から変わった画像をいただいた。
日南線の南方-木花間に存在する、不思議な踏切の画像である。

水路の踏切!
んあ? 何故に?
ま、少し時代を遡って見てみると、国鉄佐賀線(佐賀~瀬高)には、筑後川橋梁という、列車通行時以外は橋桁を上げておき、船舶が通れるように配慮した鉄橋があったし、まだ水上交通が盛んな地区では数箇所に同じような可動橋があったから、「船の踏切」があっても不思議じゃない。
だが、よーく写真を見ると、

動かねぇ!
思いっきりコンクリートで固められて動かねぇ!
というかこの水路に船が通るとも思えねぇ!
というわけで、教えられた場所に行ってみた。ってもう1年以上前の話をほじくり返してどうすんだか。
で、まずは地図を出すのがこのブログの残酷な天使のテーゼなのだが、今回はネタバレになるので後に回す(笑
場所は、宮崎市の本郷南方。この近辺は田畑の広がる平野であるが、最近ここに生協ができている。
その駐車場の傍らにあるという。
で、現場。

……確かに。
水路の踏切である。
一番上の写真を見て、ひょっとすると水路の反対側(写真右側)に道路があるのかと思っていたが、この写真では駐車場になっており、そのような道は存在しない。

線路を渡って、反対側に行く。
なお、上の写真の場合、右側が南宮崎方面、左側が日南・志布志方面である。
確かに反対側は駐車場が広がっており、ここに踏切が存在する理由が見当たらない。

たまたまやって来た上り列車を某鹿児島のある人風に撮影してみる。
うーむ、シュールである。
いったいこれは何だ?
何なのだ!? と煽っておいて……
(いや、でも見る人が見たら答えバレてるけど)→ 続きを読む
日南線の南方-木花間に存在する、不思議な踏切の画像である。

水路の踏切!
んあ? 何故に?
ま、少し時代を遡って見てみると、国鉄佐賀線(佐賀~瀬高)には、筑後川橋梁という、列車通行時以外は橋桁を上げておき、船舶が通れるように配慮した鉄橋があったし、まだ水上交通が盛んな地区では数箇所に同じような可動橋があったから、「船の踏切」があっても不思議じゃない。
だが、よーく写真を見ると、

動かねぇ!
思いっきりコンクリートで固められて動かねぇ!
というかこの水路に船が通るとも思えねぇ!
というわけで、教えられた場所に行ってみた。ってもう1年以上前の話をほじくり返してどうすんだか。
で、まずは地図を出すのがこのブログの残酷な天使のテーゼなのだが、今回はネタバレになるので後に回す(笑
場所は、宮崎市の本郷南方。この近辺は田畑の広がる平野であるが、最近ここに生協ができている。
その駐車場の傍らにあるという。
で、現場。

……確かに。
水路の踏切である。
一番上の写真を見て、ひょっとすると水路の反対側(写真右側)に道路があるのかと思っていたが、この写真では駐車場になっており、そのような道は存在しない。

線路を渡って、反対側に行く。
なお、上の写真の場合、右側が南宮崎方面、左側が日南・志布志方面である。
確かに反対側は駐車場が広がっており、ここに踏切が存在する理由が見当たらない。

たまたまやって来た上り列車を某鹿児島のある人風に撮影してみる。
うーむ、シュールである。
いったいこれは何だ?
何なのだ!? と煽っておいて……
(いや、でも見る人が見たら答えバレてるけど)→ 続きを読む
2013年01月20日
最近のイラスト

最近のエントリでは、道路とか鉄道が多くて、イラストを載せる機会が少なくなっているような気がする。
しかも上のような、手抜きアップが多いので、フルで背景まで描かなくなったなぁと思うことしきり。
まぁ趣味だからいいかなとも思う。
つい最近描いたのはこれ

デスラー@2199(笑)
「宇宙戦艦ヤマト2199では、キャラクターのリファインが行われ、古代進や森雪が現代風になったのに合わせて、デスラー総統もかなり手を加えられた。しかも、どちらかと言えば腐女子向けになり、個人的には大好きなのである(笑
↑宇宙戦艦ヤマト2199のブルーレイ。ちなみにデスラーは第2章(左から2番目)から登場する。なお上のリンクはamazonのアフェリを試しに貼ってみた(笑
2013年01月19日
星倉隧道
今回は超小ネタなのでシンプルに行きます。
こちらのエントリで、「80年近く経過した地方の鉄道路線は、その跡を辿ることさえ絶望的」などと偉そうに語った宮崎県営鉄道・飫肥線ではあるが、最大の遺構がひとつだけ残っている。
いや、厳密に言えば、「残っていた……跡を利用した」というのが正しいのかもしれない。
それが、星倉隧道。

周辺地図。飫肥駅からほど近い場所にある。
○のついている場所が星倉隧道で、そこから西へ行った「星倉三丁目」交差点付近が、旧星倉駅(らしい)。
この星倉線は、木材運搬を目的とした軌道線で、星倉から北郷町の大藤付近まで走っていた。
このトンネルは、北郷から日南市の益安付近まで続いている低い丘陵をくぐるためのものであり、軌道が廃止になった後も、道路用として重宝されたようだ。昭和43年に拡幅しており、トンネル銘板には隧道名と竣工年が記されている。なお竣工年は、「拡幅完了時」のことらしい。

こちらは飫肥(星倉)側、そして、

こちらが大藤(北郷)側である。
拡幅されているうえに、照明もついているので、言われなければ全く気づかないが、何らかの案内があればなぁと思う。
※このトンネルは、「くろ」様のご教示によりその存在を知りました。ここでお礼申し上げます。
こちらのエントリで、「80年近く経過した地方の鉄道路線は、その跡を辿ることさえ絶望的」などと偉そうに語った宮崎県営鉄道・飫肥線ではあるが、最大の遺構がひとつだけ残っている。
いや、厳密に言えば、「残っていた……跡を利用した」というのが正しいのかもしれない。
それが、星倉隧道。

周辺地図。飫肥駅からほど近い場所にある。
○のついている場所が星倉隧道で、そこから西へ行った「星倉三丁目」交差点付近が、旧星倉駅(らしい)。
この星倉線は、木材運搬を目的とした軌道線で、星倉から北郷町の大藤付近まで走っていた。
このトンネルは、北郷から日南市の益安付近まで続いている低い丘陵をくぐるためのものであり、軌道が廃止になった後も、道路用として重宝されたようだ。昭和43年に拡幅しており、トンネル銘板には隧道名と竣工年が記されている。なお竣工年は、「拡幅完了時」のことらしい。

こちらは飫肥(星倉)側、そして、

こちらが大藤(北郷)側である。
拡幅されているうえに、照明もついているので、言われなければ全く気づかないが、何らかの案内があればなぁと思う。
※このトンネルは、「くろ」様のご教示によりその存在を知りました。ここでお礼申し上げます。
2013年01月18日
大塚の謎
なんだか日南系のネタが多かったので、今回は宮崎市内の話でも。
以前、とある用事のために、住宅地図を眺めていたところ、大塚町にすごく不思議な道をハケーンした。

↑まずは広域で位置を把握して、
↓続いてこちらが拡大。

おおっ! なんなんだこの住宅街に現れた、「謎のロータリー」!
ごく普通のありふれた町並みに突如姿を表す、存在価値がイマイチよく分からない「住宅街ロータリー」……。
と、ここで唐突ではあるが、アナタの年齢が30~40代であれば、「住宅街ロータリー」といえばこのアニメが思い浮かばないだろうか。

「耳をすませば」
1995年スタジオジブリ。ジブリの作品だから話題にならないはずはないが、どうも展開が地味すぎたのか、イマイチ低い評価しか聞かない。しかし、その世界観には、多くの人が魅了されたと思う。たぶん。
その映画の中に、「地球屋」という雑貨店が登場する。主人公の女子中学生、月島雫が、ここで人生を変えるほどの大きな出会いと影響を受けるのだが、その「地球屋」は、住宅街のロータリーの一角にある。

右にちらりと写っているのが、ロータリーの中心点である。
宮崎にいながらにして、すわ「耳すま」を体験できるのか!?
などといらぬ予感に心を踊らせて現地に行ってみた。
ただ、念のため、訪問する前に航空写真で見てみた。

地球屋、ないし。
それに地球屋の裏は断崖だったけど、ここ違うし。
……などと不満を言っても仕方ない。あちらは東京、こちらは宮崎なのだ。
や、何を意味不明に期待してるんだろうワタシ。
とりあえず、こんな不思議なロータリーだけでもワクワクもんだが。
ということで、現地。

ん? 平地かと思っていたが、ロータリー入口がすこし勾配になっている?
であれば、ちょっと高い場所にロータリーがあって、そしてそこに地球屋があってその裏はもちろん見晴らしがいいその先はどうなってるんだろう。

これがロータリー。これといった特徴がないのだが、住宅街の真ん中になぜあるのだろう?

いちおう日本はクルマが左側通行なので、左から入ってみる。
ああ、こここそ、↑のアニメで出てきている

地球屋のコレに位置がそっくり!(笑

でもそう考えると、地球屋ってでっかいのね。軽く家3軒分くらいあるし。
まぁ、ちょっと予想は外れたけど、ヨシです。
で、これは一体何なのか?
……実は知らない(笑
大塚というくらいだから、古墳跡か何かかと思ったけど、なーんにも記されていない。
しかし、円形、かつ、ここだけ起伏があることを考えると、古墳であっても不思議じゃない感じはする。

というわけで足あとペタリ(ロータリー入口にあったやつ)。 続きを読む
以前、とある用事のために、住宅地図を眺めていたところ、大塚町にすごく不思議な道をハケーンした。

↓続いてこちらが拡大。

おおっ! なんなんだこの住宅街に現れた、「謎のロータリー」!
ごく普通のありふれた町並みに突如姿を表す、存在価値がイマイチよく分からない「住宅街ロータリー」……。
と、ここで唐突ではあるが、アナタの年齢が30~40代であれば、「住宅街ロータリー」といえばこのアニメが思い浮かばないだろうか。

「耳をすませば」
1995年スタジオジブリ。ジブリの作品だから話題にならないはずはないが、どうも展開が地味すぎたのか、イマイチ低い評価しか聞かない。しかし、その世界観には、多くの人が魅了されたと思う。たぶん。
その映画の中に、「地球屋」という雑貨店が登場する。主人公の女子中学生、月島雫が、ここで人生を変えるほどの大きな出会いと影響を受けるのだが、その「地球屋」は、住宅街のロータリーの一角にある。

右にちらりと写っているのが、ロータリーの中心点である。
宮崎にいながらにして、すわ「耳すま」を体験できるのか!?
などといらぬ予感に心を踊らせて現地に行ってみた。
ただ、念のため、訪問する前に航空写真で見てみた。

地球屋、ないし。
それに地球屋の裏は断崖だったけど、ここ違うし。
……などと不満を言っても仕方ない。あちらは東京、こちらは宮崎なのだ。
や、何を意味不明に期待してるんだろうワタシ。
とりあえず、こんな不思議なロータリーだけでもワクワクもんだが。
ということで、現地。

ん? 平地かと思っていたが、ロータリー入口がすこし勾配になっている?
であれば、ちょっと高い場所にロータリーがあって、そして

これがロータリー。これといった特徴がないのだが、住宅街の真ん中になぜあるのだろう?

いちおう日本はクルマが左側通行なので、左から入ってみる。
ああ、こここそ、↑のアニメで出てきている

地球屋のコレに位置がそっくり!(笑

でもそう考えると、地球屋ってでっかいのね。軽く家3軒分くらいあるし。
まぁ、ちょっと予想は外れたけど、ヨシです。
で、これは一体何なのか?
……実は知らない(笑
大塚というくらいだから、古墳跡か何かかと思ったけど、なーんにも記されていない。
しかし、円形、かつ、ここだけ起伏があることを考えると、古墳であっても不思議じゃない感じはする。

というわけで足あとペタリ(ロータリー入口にあったやつ)。 続きを読む
2013年01月18日
やられた!
今年の年賀状は、一部で静かな「とある」ブームが起こってたそうな。
配達員も記憶に残る おもしろい年賀状 宛名編
どうも古い人間であるワタシは、官製はがき=裏面は勝手にデザインしてもいいけど表面は住所氏名専用だよ、せいぜい下半分は使ってもいいよ、という風に頭に入っているのだ。
「国営」(?)だった頃は、正直、郵便局が苦手だった。郵便番号がわからなくて空白で持っていったら「そこにある一覧見て書け」と言われてたし、封筒の封の仕方が少しでも悪いとやり直しさせられた。
ま、それはワタシがガキの頃であるから、大人が子供に指導するような感じではあったんだろうけど、その頃の記憶って妙に残ってしまうものだ。
だが自由化に伴い、郵便物の姿も柔軟になっていき、相応の切手を貼って送り先の住所氏名を書いてあれば届くという時代になった。木のハガキやらスルメのハガキなどもあるらしい。もちろん定形外だろうけど。
そんな経緯で、この「まとめ」を見て思ったことベスト5。
やっときゃよかった!(笑)
「宛名面で思いっきりアピールする年賀状」

↑はイメージです。
※成果には個人差があります。
※個人の感想であり全ての成果をお約束するものではありません。
※金利手数料・送料はジャパネットぷす夫が負担!
来年はこういうのを出すかもしれんのでよろしくです。
■カラーバージョン

■モノクロバージョン

いや……、たぶん出さないだろう(笑
どうも古い人間であるワタシは、官製はがき=裏面は勝手にデザインしてもいいけど表面は住所氏名専用だよ、せいぜい下半分は使ってもいいよ、という風に頭に入っているのだ。
「国営」(?)だった頃は、正直、郵便局が苦手だった。郵便番号がわからなくて空白で持っていったら「そこにある一覧見て書け」と言われてたし、封筒の封の仕方が少しでも悪いとやり直しさせられた。
ま、それはワタシがガキの頃であるから、大人が子供に指導するような感じではあったんだろうけど、その頃の記憶って妙に残ってしまうものだ。
だが自由化に伴い、郵便物の姿も柔軟になっていき、相応の切手を貼って送り先の住所氏名を書いてあれば届くという時代になった。木のハガキやらスルメのハガキなどもあるらしい。もちろん定形外だろうけど。
そんな経緯で、この「まとめ」を見て思ったことベスト5。

↑はイメージです。
※成果には個人差があります。
※個人の感想であり全ての成果をお約束するものではありません。
※金利手数料・送料はジャパネットぷす夫が負担!
来年はこういうのを出すかもしれんのでよろしくです。

■モノクロバージョン

いや……、たぶん出さないだろう(笑